CPATUなるエレメントが、ダイアモンド(第一電波工業社)から限定発売されています。
このエレメントに関しては、結構な方々の注目を集めて発売されたのではないでしょうか?
実は私も、別シャックは3エリアの市街地にあるので、ATU・オートアンテナチューナーユニットを使用し、狭い敷地の中で四苦八苦してきました。カーボン釣り竿から始まり某オームさんから出ている、ナガラ社のエレメントも試しましたが、何というかゲインですか?それが満足いくものではありませんでした。
普段は、0エリアで1.8MHzの1/2λダイポールまで使用できる環境に居ながら、3まで出かけると3.5MHzも満足に受信出来ない環境にあり、UHFやVHFに逃げていました。
そこで、最終手段?のCPATUなるエレメントに期待を掛けたわけです。発注は第1ロットには間に合わず、ゴールデンウイーク中に届きました。
組み立て手順は、以下の動画をご高覧ください。10Mのレンチとプラスドライバーがあれば15分で組み上がります。
さて、このエレメントをICOMのAH-730を介してチューニングをとり、トップバンドからトライしてみました。なお、ダイアモンド社は1.8MHz帯での使用をサポートしていません。
今回の場合、給電点の高さやカウンターポイズ(ほとんどグラウンド?)が功を奏して、トップバンドでも見かけ上の同調は取れました。
次に、現在まで使用しているV型の短縮ダイポールと聞き比べをしてみましたが、釣り竿アンテナや、先のナガラ社のエレメントに比較するとかなりのゲインがある印象でした。V型ダイポールと比較しても、遜色ない受信性能です。
次に、その当時行われていたハムってパーティーで呼んでいた1エリアの局が、同時に2~3局から呼ばれる「プチパイル」になっていましたので、電波の飛び試験をかねて呼んでみました。1回目のコールは他局に負けましたが、2回目のコールでは他の2局を押さえて応答して頂けました。
以下の動画をご覧ください。
前後しますが、このエレメントでの初交信はJJ0TJS中村さんでした。TJSは5w送信でしたが、充分な受信性能を持っていると実感しました。
TNX JJ0TJS!
以上が、セカンドシャックでのマルチバンド化を目指したエレメントの実験報告です。
以後さらにレポートを加えていくつもりです。
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