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Kwへの道 Ⅰ タワー建柱編 草稿

dm7411

更新日:2023年1月21日

携帯電話の発展により、極超短波と人体への影響について物議されるようになりました。アマチュア無線の世界も例外では無く、1Kw免許取得には周囲に暮らす人びとの健康への影響があるかないかを計算して書類で提出することが必要です。


そこでHF(短波帯)といえども、周囲に暮らす人びとへの人体的な影響を軽減するために、アンテナは地上高を一定程度取らなくてはなりません。一時期はわたしも以前は地上高32mのクランクアップタワーを所有していましたが、今はメーカーも減って選択の余地がなくなり、価格も納期も高く長くなっているようなので、とりあえずメインバンドとなる7MHzの1/2波長である20mをめざしたいと思い、タワー専門メーカーであるクリエイトデザイン社の小型タワー最上位のKT-18Cを選択しました。また、この年に至って20mのタワー上で作業は不可能と判断しエレベーターキットも同時に採用しました。


タワーの1段目 軽トラの荷台で組み立てました

軽トラの荷台はたいへん良い作業台です

クリエイトデザイン社のタワーは、過去に2基組み立てたことがあります。電動インパクトドライバーを使えば、楽しく組み立てができます。お盆が終わり、時間ができましたので1日1スパンの組み立てを開始します。コツは、全てのボルトは仮締め状態である、ということ。プロのとび職さんは、ボルトゆるゆるで建柱し上から締めながら降りてきます。そうすることによって、タワーの歪みをおさえることができます。


穴掘りは石材店さんに依頼 細かい仕事ができますから

次に穴掘りですが、若ければ自分でやりました。しかし1m四方で深さ1.7mの穴掘りは相当辛いものがあります。こんな狭い穴掘りができるのは、石材店さんしかいません。私は出入りの石材店さんにコンクリート埋設までお願いしました。



基礎下部の鉄板部分は、土を埋設しアースを稼ぎます




基礎部分は、鉄筋を使用しきっちり固定します



建柱は9月の末、晴天の日にとび職さんをおねがいし実行しました。昔ながらのタワーに滑車付きの棒をくくりつけた自立クレーンによる建柱作業です。

作業は半日で終了しました。FTI社さんなどの工事専門メーカーさんなら午後からアンテナ取り付け工事といくことですが、そうも言ってられません。


勢揃い。組みあがったタワー部品。


ボウズにはボルトを通し、タワーの穴にはめ込みます。滑落防止。

二段目の組み上げ。ボウズの使い方に注目。



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